包装グッズ収集家・Bruno Batistaのブログ



包装と家庭内食品廃棄ロス削減

更新日:20210625

食品廃棄ロスの40〜50%が購入後の家庭や消費の場面で起きています。食品の鮮度保持技術、食品の賞味期間や消費期限を延長するロングライフ技術といった基盤技術だけではなく、購入後や開封後の包装食品の廃棄ロス削減のために包装が何をできるかを検討しなければならないといえます。家庭内廃棄ロスを減らすためには、包装技術の向上が必要と生活者は考えています。開封後も美味しいといえる期間表示も必要ではないかと考えます。日本では開栓、開封後に空気の逆流防止を施した醤油の容器包装があります。」しぼりたて生しょうゆ」(キッコーマン)では、開けて90日間鮮度を保つ密封ボトルとの表示があります。ヤマサ醤油では、開封後120日間鮮度キープの表示があります。どちらの場合も、開栓、開封前の賞味期間は18ヶ月。通常のPETではひと月です。




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