弾性について

更新日：20230202

JISプラスチック用語では、固体物質に応力を加えて変形させた後に応力を取り除くと、すぐに原型に戻る性質のことをいうとしています。この用語は,改訂JIS　K6900-1994「変形させている力を除くと原寸及び原形を回復する特性」と94年に改定されました。物体に外力を加えて、生ずる歪をもとに戻そうとする性質。または外の力を取り除いたときに、歪みがなくなってもとに戻る性質のことをいいます。一般的に、応力や歪みが小さい間だと両者の関係は、フックの法則に基づいて、弾性率を比例定数として比例します。力が大きくなって比例限界を越えると、外力を失くしても元にのどらなくなって、永久に歪を示すようになります。実用的な男性の大きさの表し方は、ヤング（伸び弾性）率、剛性率、体積弾性率、その逆数の圧縮率の４種があります。